研究会レポート

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日々の食事を心理学から考える ―経験(食習慣)による行動変容―

タグ:2024

2024年7月例会 日々の食事を心理学から考える ―経験(食習慣)による行動変容―

(2024/7/9 火)18:30 ~ 21:30

日々の食事を心理学から考える
―経験(食習慣)による行動変容―

鹿児島大学 法文学部人文学科・心理学コース
准教授 山﨑真理子

 
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キーワード⇒古典的条件づけ・パヴロフの犬

心理学の研究方法は様々で…
(自然)観察法、面接法、質問紙調査法、実験(的観察)法などがある。
注:実験法では実験環境を統制するのに対して自然観察法ではあるがままを観察します。
薬理的作用が生じる嗜好品、カフェインレス珈琲
味覚的嫌悪学習・味覚嫌悪学習づけ
カフェインなしでも覚醒?、見ただけで涎が出る?

山﨑先生からは、過去の様々な実験結果などをお聞きすることができました。

下記には、箇条書きキーワードから 会員の神薗が 関連する事柄をネット(AI)で調べた結果を記載します。

古典的条件づけ(※会員の神薗がネット(AI)検索等にて記載します)

古典的条件づけは、一定の条件の刺激を繰り返し与えることで、条件反応が生起するようになる学習記憶の一形態。

条件反射の形成: 生理的な反応(例えば、唾液が出ること)を引き起こす刺激A(食べ物など)に、他の刺激Bを繰り返し与えることで、刺激Bだけで同じ生理的な反応が生じるようになる。
例えば、生理学者パブロフが行った「パブロフの犬」実験では、ベルを鳴らす刺激(刺激B)が食べ物を与える刺激(刺激A)と関連付けられ、ベルの音だけで犬が唾液を出す反応を示すようになった。

消去と自発的回復: 古典的条件づけを行った後、刺激Aを与えなくなると、条件反射は消えていく(消去)。
しかし、一度消えた反応が数日後に再び刺激Aを与えることで復活することもある(自発的回復)。

応用: 古典的条件づけは、恋愛や教育などでも応用され、人間の望ましくない行動を外部からの刺激によって矯正することができる手法として利用されている。
要するに、古典的条件づけは、無条件の刺激と条件刺激を結びつけて、条件反射を引き起こす学習プロセス。

オペラント条件づけ(※会員の神薗がネット(AI)検索等にて記載します)

動物も人間も、褒められるとその行動を積極的に行うようになり、叱られれば控えるようになる。
このように行動の後に続く結果によって、その後の行動が増えたり減ったりする学習のことをオペラント条件づけと呼ぶ。
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