研究会レポート

鹿児島の特産品や作り手のこだわり等をレポートします

2025年3月例会 テーマは「関係人口と移住」

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枕崎市地域おこし協力隊の大橋祐輔さんにお話をいただきました

2025年 3月11日(火) 18時30分〜 マークメイザン 会議室にて
講師: 大橋祐輔氏(枕崎市 地域おこし協力隊) 「関係人口と移住について」

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懇親会 19:30〜
千代茶屋(塩ちゃんこ)

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枕崎市企画調整課 地域おこし協力隊
(関係人口創出・移住促進担当)
(枕崎カツオマイスター)

東京都足立区生まれの大橋さん
IT企業でエンタープライズセールスを約15年 (伊藤忠テクノソリューションズ→電通総研→Salesforce→日本ユニシス) を経て、自ら「九州移住ドラフト会議」で鹿児島県枕崎市に移住したそうです。

九州移住ドラフト会議は、プロ野球のドラフト会議を模したユニークなイベントで、地域と移住希望者を結びつけることを目的としています。このイベントでは、移住者を受け入れたい地域が「球団」、移住を希望する人々が「選手」として参加し、地域が選手を指名する形でマッチングが行われます。

この会議は、単なる移住促進だけでなく、地域と人々の関係性を深めることを重視しています。
指名後には、地域と選手が交流を深める「ペナントレース」や、活動内容を発表する「クライマックスシリーズ」などのプログラムが用意されており、移住者と地域が協力して課題解決や地域活性化に取り組む仕組みが整っています。

枕崎市の「Makurazaki縁ジェルス」という球団もこのイベントに参加しており、大橋祐輔さんがこの枕崎市に移住を決めた背景には、こうした地域との深い交流や魅力的な取り組みがあったのかもしれません。

因みに、大橋さんの名刺には、背番号「21 KATSY-OJI」5番センターと記載されていました。

枕崎市は鹿児島県の南端に位置し、日本一の鰹節生産地として知られています。
ここで活動する「枕崎カツオマイスター」は、カツオや鰹節に関する専門知識を持ち、その魅力を広める役割を担う存在です。

「枕崎カツオマイスター検定」という試験を通じて認定されるこの資格は、カツオの生態、文化、流通、調理など幅広い分野の知識を問われます。
検定は養成講習会(視察、実習、講義)と試験の2日間にわたり行われ、合格者はカツオの伝道師として認定されます。

また、地域おこし協力隊として活動する方々は、地域の魅力を発信し、観光や地元産業の振興に貢献しています。
枕崎市では、カツオをテーマにしたイベントや観光資源を活用し、地域活性化に取り組んでいるそうです。

大橋さんのような「バイタリティ溢れる人」が沢山いてくれれば鹿児島、日本がどんどん魅力的になるのではないでしょうか。

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