薩摩の伝統料理酒「黒酒」を学ぶ
かごしまホンモノの食研究会の11月例会は、鹿児島市のこころ都通りひろみ亭(中央町32-11)で開催されました。
11月20日(水)18時30分〜
東酒造株式会社の福元文雄社長から黒酒の話と焼酎の紹介をしてもらいました。
黒酒(くろざけ)は、米・米麹を主たる原料に日本酒と同等の製法で醸造した伝統料理酒
米は鹿児島県産米。精白は殆どなし。
⇒お米由来のアミノ酸が豊富
火入れ(加熱)処理を行わない。
⇒酵素が生きている
『機能性』料理酒として味醂とお酒の機能
豊富な天然アミノ酸(旨み)本みりんの約2倍
化学調味料で添加した旨みではなく、
お米由来の18種類の天然のアミノ酸がバランス良く含まれている。
塩+黒酒、醬油+黒酒のみのシンプルな味付けだけで
和洋中なんでも美味しく調理できる。
豊富な天然アミノ酸の力で料理が冷えても旨みを保つ。
(お惣菜やお弁当にお勧め)
料理の下処理として素材のグレードアップ
うま味の相乗効果 グルタミン酸 + イノシン酸
酵素の力でタンパク質をアミノ酸に分割することで
素材の旨みを引き出す力(塩麹と同じ機能性)
肉や魚の臭み消しの機能性、レバーやホルモンの下処理にオススメ!
※生きた酵素とアミノ酸は飲んでも体に良い料理酒。
黒酒(灰持酒 あくもちさけ)は、灰汁(あく)で酒の保存性を高める生酒ゆえに酵素が生きている。
米だけを原料に日本麹菌で醸造している。
そのため、麹菌の働きで生成される米由来の多種の天然アミノ酸や、有機酸などのうま味成分が豊富に含まれるのが大きな特徴。
自然発酵の天然アミノ酸がスクラムを組んで味をつくるため、薄めても味が壊れないのも強みです。
天然アミノ酸は健康な身体をつくるのに絶対に欠かすことのできない物質。
お料理にコクとうまみを与える。
黒酒の詳しい情報やレシピは ⇒ https://kurozake.com/
黒酒を学ぶ講和 食事メニュー