研究会レポート

鹿児島の特産品や作り手のこだわり等をレポートします

2025年11月例会 テーマは「手前味噌」

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2025年11月例会テーマは 「手前味噌」 

日時:2025年(令和7年) 11月11日(火) 
場所:Cafe ∞ Arcana(鹿児島市下伊敷)

今回の忘年会は、下伊敷にある カフェ アルカナ にて開催されました。
まずは「味噌づくりのワークショップ」からスタート。
お塩の選び方やミネラルの大切さを学び、素材(大豆・米麹・塩)の意味を理解したうえで、エプロンと三角巾を身につけ、皆でワイワイと味噌を仕込みました。
それぞれの常在菌が息づく「自分だけの手前味噌」を完成させました。

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忘年会のお食事会では
まずはつきだしとして、宮崎県産「日向鶏」の鳥刺し。
もも・むね・ささみの3種類を、ミネラルたっぷりのお塩、ピンク岩塩、醤油糀、魚醤油の4種類の味で食べ比べました。
さらに、アルカナ特製の手づくり豆腐も添えられ、素材の旨みを存分に味わう前菜となりました。

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続いて登場したのは、黒豚軟骨と里芋の煮物。
鹿児島ならではの、お料理で、黒豚軟骨を味噌・醤油糀・黒酒で煮込み、圧力鍋で煮るので、骨までやわらかく食べられるとろとろ仕上げ。
深いコクとやさしい甘みが広がり、皆さんから美味しいの声が上がりました。

メインは、もちろん手づくり味噌を使った味噌鍋。
宮崎日向鶏の鶏ガラから丁寧に取った出汁に、鶏肉、鶏だんご、たっぷりの野菜を加えた、まるで白湯スープのようなコクのある優しい味。
あっさりとした味噌仕立てで、お野菜がいくらでも進みます。
皆さん笑顔でおかわりを楽しんでいました。

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鍋の締めには、今村さんの作ったお米で、ひろみさんが作ってきてくださった「お米のうどん」を、つるんとした喉ごしで、時間がたってもやわらかくならず、「食感がすごくいいね〜!」と皆さんから歓声が上がりました。初めての米うどん体験に、感動の声が広がりました。

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デザートは、秋王の柿と出水のみかん、そして柿のケーキには砂糖を使わず、米粉で仕上げ、自然の甘さを生かした優しい味わいでした。

デザートを食べ終えた後も、「もう一度お味噌のお鍋を飲みたいね」と声が上がり、温かいお汁をすすりながら、笑顔あふれる楽しい時間が続きました。

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